入院&バリカン
おやじ入院中
11月25日点滴『ビーフリード1000ml・生食溶解液キットH1000ml』
24時間点滴攻めだ(T_T;)
また新しい患者さんが入ってきた
Kさん71歳 礼儀正しいダンディーな紳士だ
岩手県で生まれ、盛岡一高から一橋大学へ
当時とすれば大変な秀才だ
在日韓国人で多くの嫌な経験をしたそうだ
プロ野球や芸能界には日本名に換えて活躍する人が多いと・・・
Kさんは民族の誇りと名前も変えず、
しかし就職では差別を受けて職も見つからず、最後は学長に直訴して商社の『トーメン』に入社したそうだ
大変な苦労をされたようだ
しかし日本に帰化せず過ごし、幸せ者だと・・・
差別のある日本を脱出、インドネシアで木材とゴムを扱ったそうだ
インドネシアに『蕎麦』を植えた最初の人間だと・・・
Kさんも腸ガンの再発だ(~∧~)
毎朝おやじのベットに来てKさんも話が止まらないσ(*_*;
何故かおやじのベットに患者さんが集まって来る(^口^)
28日の手術はKさんが10時からだから13時のおやじの前だ
おやじ 『Kさん、手術が一番初めで先生たちも緊張感があっていいですね』
Kさん 『一番初めは先生も調子が出てないから、二番目の方が感覚も調子も乗っていいですよ』だって
また一人患者さんが入室してきた
Sさん67歳だ、岩手県出身だ
おやじも岩手県だから偶然Kさんと3人が同郷・・・
Sさん、身寄りがなくてボランティアの人が付き添いだ
年金生活で毎月年金11万円で生活していると・・・
月末なので集金などの対応で家に少し帰りたいなど、Sさんは看護師の指示に従わない
そこで先輩のKさんが一喝!!
Kさん 『まじめに治療して早く元気になりなさい!!』と
Sさん 『すみませんm(_ _)m』
Kさんは昔近所に居た『町の取りまとめ役の頑固おやじ』のようだ
こんな人が居たから子供もぐれずに育ってきた
Sさんは優しい人で朝になると窓際のおやじのベットの横で外を眺めている
そしておやじに『具合は如何ですか?』と声を掛けてくれる
結局Sさんは5日ほどで別の病院に転院していった
11月26日にまた新しい患者さんが・・・
角刈りで眼つきが鋭く、
『一見やくざ風だ(゚O゚;)』
おやじ、先日佐賀かどこかの病院で入院患者がやくざに間違えられて射殺された事件を・・・
しばらくすると看護師が来て『やくざさん』に話していが、風貌と違いおとなしそうな患者さんだった
おやじも一安心(^_^)v
外科病棟はいろんな人が出入りしてくる
おやじもこの大部屋を結構楽しんでいるかもね・・・
11月27日手術を翌日に控え入浴の許可が出た(#^_^#)
入浴前に若い素敵な看護師がおやじに『電動バリカン』を・・・
看護師 『バリカンで毛を綺麗に刈ってください!』
手術の際に陰毛が邪魔になるそうだ
おやじ素直に 『了解!!!』
Kさんも71歳になるのに 『少しだけ惨めになるから残しても・・・』
看護師 『ぐずぐず言わない!男らしく!』
Kさん 『お男らしくなくなるよ(>_<。。)』
『バリカン』の音が暫し病室で鳴り響いた
女房と一緒に手術前の『インフォームドコンセント』を受ける
胆嚢摘出手術は開腹手術でなく、3~4個の穴を腹部に開けて内視鏡で取り出すとのこと
欧米では1~2日で退院するそうだ(*^_^*)
しかし200回に1回くらい手術で小腸を傷つけ、急遽開腹手術に切り替えることもありますよとY女医さんが・・・
続く
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